多肉植物テラリウムの作り方!大切な人にプレゼントしたい!
ガラス瓶の中に広がる風景、
テラリウムってご存知ですか?
簡単で、経済的で、おしゃれなのに、
作成後の手間もなし!の、いい事づくめ。
だから、大切な人に
プレゼントしちゃいましょう!
初心者さんでも、簡単にできる
多肉植物テラリウムの作り方を、写真付きで
わかりやすく解説いたします。
多肉植物テラリウムの作り方・お世話の仕方
「テラリウム」には、「苔テラリウム」と
「多肉植物テラリウム」があります。
あと、同じようなガラスの花器を使用する
「ハイドロカルチャー」というのもあります。
ぱっと見似ていますが、「苔テラリウム」と
「ハイドロカルチャー」はウェットな感じ、
「多肉植物テラリウム」はドライな感じと、
ざっくり覚えてもらえればいいかと思います。
ウェットなハイドロカルチャーに
多肉植物を植えないよう注意しましょう。
多肉植物のすすめ
多肉植物って
なんだかおじーさんの趣味みたい。
と思っていたアナタ!
ぷにぷにした姿や、花びらのような形、
そして手入れのラクさで
今、人気なんですよ。
冬は水やりが月イチでいいんですよ!
暑さが好きというイメージがありますが、
意外や寒さに強い品種も多く真冬に外で
大丈夫なものもあります。
「テラリウム」に適している種類は、
寒さに強いセダム属、
日陰を好むハオルシア属です。
品種を確認してから購入しましょう。
寄せ植えするときは、同じ属性同士を
組み合わせた方が失敗がありません。
☆おしゃれなガラス花器を探そう。
テラリウムはガラスの中の植物が
美しく見えるのが大切なので、
安いビンだと硝子が歪むことがあります。
ガラス花器の半分ほどに寄せ植えする場合は、
透明度の高い専用の花器を
使う方がいいでしょう。
しかし今回は、カラーサンドで、
側面をデコレーションするので、
透明度は二の次です。
100均の保存ビンや、
自宅にあるものでも大丈夫です。
では、材料です。
・多肉植物(セダム属・虹の玉)かわいい名前!
・別のポット苗の入っていた空のケース
同じもの2個
・ガラス花器(保存ビン直径12cm位)
・観葉植物の土(肥料入りのもの)
・ゼオライト(根腐れ防止剤)
最近カラーのゼオライトもあります。
・カラーサンド(黄色・水色・ピンク)
・カラー砂利(ホワイト)
・貝殻(好みの物)
・チラシ 1枚 セロテープ
・リボン・麻ひも
かかった経費:合計1150円
多肉植物 250円、ガラス瓶 リサイクル品
プラスチックのポット 2個 リサイクル品
貝殻セット、カラーサンド3種、カラー砂利
ゼオライト、クッキングシート、麻ひも
主にダイソー、シートはセリア
作業時間:30分~1時間
作り方
1 多肉植物はポットから出し、
土を落としておきます。
このポットよりも2まわり大きなポットを
同じもの2つ用意します。
そんなものありませんという方は、
ヨーグルトや、プリンのカップの底に
切り込みを入れて作ってもいいんですよ。
2 ガラスびんは、再利用でいいのですが、
できれば、多肉植物を植え替えるポットが
すっぽり入るもの(高さ8cm以上)
を選んでください。
ガラスびんはきれいに洗い乾かします。
今回、ガラスびんの高さが低かったようで、
オブジェの貝がガラスびんから飛び出る大失敗!
カラーサンドの高さは
ガラスびんの六分目位が、
オブジェとのバランスもいいようです。
3 多肉植物をポットにうえ、
観葉植物の土を入れます。
同じポットを2個重ねます
葉に水がかからないように水やりします。
下から水が出るまでたっぷりあげましょう。
4 多肉植物のポットの土の表面に
カラー砂利ホワイトを
土が見えなくなるまで敷きます。
5 ガラス花器の底にゼオライトを5~10mm位敷きます。
ゼオライトは入れ過ぎた水を溜めて多肉の土を
適正な湿度に保ってくれるお助けアイテムです。
6 その上に、4をのせます。なるべく真ん中に置きます。
7 チラシを円錐形に丸め、テープでしっかり止めます。
先を1cm位の大きさにカットします。
写真のようにポットと、ガラスの隙間に
チラシを差し込み、
上からカラーサンドを入れます。
8 チラシをぐるりと回しながら黄色・水色・ピンクの
砂の層になるように入れていきます。
中央に置いたポットが動くことがあるので、
注意して下さい。浮き上がってしまわないように
しっかり奥に押し込んでください。
9 ポットと、カラーサンドが
同じ高さになったら、
砂をいれるのをやめて、表面に
カラー砂利ホワイトを敷きます。
10 今回、黒いポットの枠が見えていますが、
白い枠ならば目立たなかったと思います。
差し上げる人にこの枠の中に、
水やりするよう忘れず伝えて下さいね。
仕上げ
貝殻のオブジェや、好みでビー玉や流木・小石など
あげる方のイメージで飾りましょう。
びんの切り込みが見苦しい時は
麻のひもや、りぼんなどで結ぶと目立たず、
かえってステキなアクセントになりますよ。
フィルムで包んで、カードを添えて渡しましょう!
きっと、喜ばれることでしょう。
写真は、英字新聞柄のクッキングシートで包み
麻ひもで結んだラッピングの一例です。
100均で、こうしたグッズは全部揃いますよ。
☆水やりの仕方
セダム・ハオルシア属の管理方法です。
多肉は色々な属性がありますので注意しましょう。
春~夏 10日に1度、砂利をどけて表面が白く乾いていたら
湿る程度与えます。裏から見て
ゼオライトが湿っていれば、
あげなくて大丈夫。
多肉植物の葉に水が
かからないようにあげましょう。
※生育期で、水が枯れやすくなったら、
植え替えを検討しましょう。
秋~冬 月1~2回ほどでいいでしょう。
エアコンの風に注意しましょう。
☆鉢の管理
春~夏 直射日光の当たらない
レースカーテン越しの半日陰
窓辺、屋外では、ガラスで内部が
蒸し暑くなってしまいます。
秋~冬 午前中1~2時間ならば、
日に当ててもよいでしょう。
東向きの窓辺など、最適です。
夜間は窓辺は冷え込むので
部屋の中に取り込みましょう。
☆植え替えの時は?
ここで、2枚重ねのポットが大活躍します。
多肉植物の植わっている上の1個だけ
抜いて植え替えできます。
残ったガラス瓶のカラーサンドの模様が崩れることなく、
また、別の多肉植物を植えて楽しめますよ~。
生き物ですから成長するのは、当然です。
底から見て根が回っているようでしたら
植え替え時です。
植え替える時は、サボテン・多肉植物用の
水はけのよい土に植え替えましょう。
あとがき
多肉植物は、本当にたくさんの種類があります。
何がいいか迷った時はお店の中ではなく
外の屋根の下などに並べられている多肉にしましょう。
その子たちは寒さにすごく強い品種ですから、
まず、失敗はありません。
水やりも少なくて済みますので
忙しい方、ずぼらな方でも大丈夫。
成長がゆっくりなので、デスクの端に置いて
いつも癒してもらいましょう。