ボンザマーガレットの育て方、手間いらずの優等生!
サントリーのキク科の花苗の中でも
人気があるのが、「キララ」ですが
「ボンザマーガレット」も意外によかったので
ご紹介したいと思います。
キク科というと
秋に咲くものと思いがちですが
真夏と真冬以外は常に花が咲いていて
病気や虫にも強いです。
なにより剪定要らずで
勝手に丸くまとまってくれるので
日々の作業は花がら摘みだけです。

ボンザマーガレット 横から見た写真
ただ植えただけですが
上の写真のように丸く
こんもりと成長してくれます。
花も日持ちがするうえ
花びらが散らかることなく
茶色に変色するだけなので
拾い集める手間もありません。
そして、花は可憐でカワイイです。
ボンザマーガレットの
育て方とお世話の仕方
植え付け方とお手入れの仕方を
写真でわかりやすく説明していますので
はじめての方でも大丈夫ですよ。
🌸ボンザマーガレットの種類
今回 植えるのは
「ボンザマーガレット」の
オペラ咲き レモンイエロー です。
ボンザマーガレットには
リーフ咲き(一重咲き)
ウルル咲き(アネモネ咲き)
オペラ咲き(八重咲き)
の3種類があります。
色も
リーフ咲きは
チェリー、ラズベリー、ホワイト
ウルル咲きは
ルージュピンク、イエロー、ホワイト
オペラ咲きは
レモンイエロー、サクラ
と豊富に揃っています。
ホームセンターや園芸店での売価は
400~450円(税抜き)です。
オンラインでも購入できます。
好きな色で長く楽しみたいですね。
🌸植え付けましょう!
☆材 料☆
直径20cmの丸鉢 1個用
- ボンザマーガレット 1苗
ボンザマーガレット ポット苗状態
- A 培養土 3~4リットル
- B 腐葉土 カップ1杯
- C 緩効性肥料 小さじ1
- 鉢底石 カップ2/3
- オルトラン(殺虫剤) 小さじ一杯
- 飾り ウッドチップ、ピック
☆植え付けの手順☆
- 鉢の穴にネットを敷き鉢底石を入れる
- ABCをバケツに入れ混ぜておく
- 2を鉢の半分位いれ、そこに
ポットから出した苗をおく
根鉢は崩さずに植え付けする
- 鉢の縁から1cm位下に土の表面が
くる位に2を足す - 土の上にオルトランを撒く
匂いが気になる時はウッドチップを敷く
最後にウッドチップを敷く
植え付け後は
鉢からたっぷり水が流れる位
十分に水やりします。
次に、お世話の方法を
四季を通して説明します。
特に、冬越しと夏越しは大切!
🌸管理の仕方
🍁秋(9月~11月下旬)
半日は日の当たる場所に置く
雨に当たっても良い
花が茶色になったら茎ごと摘む
28度以上の温度の時
朝、夕方の2回水やりする
他は午前中1回の水やりでOK
週に1度の液体肥料を施す

このように茶色になったら摘み取ります
⛄冬(12月~2月下旬)
霜、雪のある地方では
当てないように軒下、玄関先に置く
寒冷紗や、霜よけのドームを活用する
表面が白く乾いたら水やりする程度
肥料はこの時期与えない
🍁もし、葉が枯れてしまったら!

葉が変色してしまいました。
写真は2月上旬の様子
霜には当てていませんが葉が変色しています。
もう復活しないのでしょうか?

根元に新芽が出ています。捨てないで~!
新芽が出ていました。
晴れた日は外に出し水を与えます。
1月~3月は玄関などに取り込むのが安心です。

3月上旬新芽が育ってきました。もう大丈夫!
枯れた葉はいきなり切り戻さず
新芽の成長を見ながら切りましょう。
3月は戻り霜があるので日中外に出しても
夜間は軒下や玄関にしまいましょう。
⛅春(3月~6月梅雨前)
日の当たるところがよいが
暑さが苦手なので軒下でよい
この時期水やりは午前中1回が基本だが
暑くなる日は夕方にも水やりする
花が満開になるので週1の液肥は必ず
オルトランも忘れずに撒く
🌂梅雨時期(6月~7月)
土が湿っているときは
水やりしなくてもよい
株の内部の葉が枯れていたら
取り除いておく
🌞夏(7月~9月上旬)
急に全ての花が茶色になったら
はさみで茎ごと5~10cm位切り戻す
葉も茶色く変色したものも切る
半日陰に鉢を移し夏越しさせる
真夏は花が咲かないので
肥料も2週間に1度位に控える
水は朝と夕方2回与える

ボンザマーガレット オペラ咲き レモンイエロー
🌸花びらが散っていたら?
咲いたばかりの花びらが
散ることはほとんどないので
よーく観察しましょう。
花の中心を芋虫クンがお食事中のはず!
お花をみーんな食べられちゃいますよ。
オルトランは株元にしかないので
株が大きく育ってきたら
お花用の殺虫スプレーを撒きましょう。
病気と虫の両方に効くものが便利!

左オルトラン、右病気と虫用スプレー
🌸あとがき
我が家では東向きの
玄関の前の軒下が定位置になっています。
午前中だけ日の当たる環境ですが
夏越しにはよかったみたい。
6月ごろ、1度西側に移したら
とたんに蕾がなくなってしまいました。
西日がきつかったみたいですね。

ボンザマーガレット 七分咲き
繊細な緑の葉は
花が無くてもおしゃれでいい感じです。
移動させる都合上
大きなプランターに植えたりしないで
20cm位の鉢に単体で
植えた方が管理しやすいですね。
高いイメージのサントリーの苗ですが
ボンザマーガレットは
冬の霜と夏の日差しを乗り切れば
1年中楽しめて、お得ですよ。
あなたのお庭に
仲間入りさせてくださいね。