ベンジャミンの冬越しの仕方、枯らさないために!
真冬にベンジャミンを枯らしてしまう人必見!
サンルームや温室がなくても大丈夫。
ついでにペットのいたずらの防止策と
秋から真冬の乗り切り方を大公開しまーす。
真冬のベンジャミンのお世話の仕方!
☆もくじ☆
1 室内に戻すタイミングは?
2 11~12月のお世話の仕方
3 1月になったら
4 葉が落ちても心配ない?
5 いたずらする猫にご用心
6 春になったら・・
7 まとめ
🏠室内に戻すタイミングは?
ベンジャミンをずっと室内に置くと
株が衰弱してしまうので
4月下旬~10月中旬までは
屋外でお世話する方がいいのです。
夏のお世話の仕方は
「ベンジャミンのお世話の仕方は?」を
ご覧ください。
10月になって、最低気温15度を
下回ったらそろそろしまう準備をします。
- まず、庭にある鉢を軒下に移動させる。
- 鉢周りの泥汚れを落とし
鉢の中の雑草を抜き、飛び出た根を切る。 - オルトラン(殺虫剤)をまいて
虫を室内に取り込まないようにする。 - 蜘蛛の巣が付いていたりもするので
葉水を当ててキレイにしておく。
この作業がすべて終わり2~3日したら
水受皿とキャスター付きの台に乗せ、しまいます。
📚葉水とは
じょうろに水を入れ、株の頂上から
葉に水を掛け、ホコリを洗い流すこと。
🏠11~12月のお世話の仕方
我が家ではすぐにリビングに移さず
玄関に置きます。その理由は
リビングが狭いから・・です。しくしく(T_T)
でも、もうひとつ理由があります。
それは天気の良い日にすぐ外に出せるから。
良く晴れた風のない「小春日和(こはるびより)」に
外に出し、光合成をさせ葉水をします。
そして寒くなる前、2時頃には室内に入れます。
この世話をするしないで
1~2月の真冬の株に差が出ます。
あとは、玄関に置いておき
土の表面が白くなったら水を土が湿る程度あげ、
水受皿に水をためないようにします。
🏠1月になったら
いよいよ真冬です。リビングに移す前に
天気の良い日に庭で葉水をし
枯れた葉をここで全部落とします。
枯れた枝もここで切り落とします。
ダメな枝はカサカサで葉が変色しています。
新芽の付いているものは大丈夫です。
葉が乾いたらすぐ、室内に戻します。
リビングでは暖房がありますので
土が乾きやすいので気をつけましょう。
🏠葉が落ちても心配ない?
葉が落ちるのは寒さのためなので
ある程度はしかたがありません。
やせた枝は樹形を整えるのにちょうどいいので
かっこよくするチャンスでもあるのです。
針金で幹を寄せて株の形を整えます。
枝はそのままでは外に向かってしまうので
中央部分が空いてしまうのです。
枝が内側に向かうように下の幹を寄せて
写真の黄色の線のあたりを結束していきましょう。
1か月ぐらいで枝が固定されるので
針金をかけ直して形を整えていきます。
こうした作業をしていると
不要な枝が見えてきます。
梅雨になったら不要の大きな枝を落とし、
来るべき成長期に備えましょう。
🐈いたずらする猫にご用心
観葉植物を室内に入れると
ペットがいたずらすることがあります。
我が家の場合、猫たちが
土を掘り起こしたりおしっこしたり
大変でした。
大きな鉢植えは土の部分を
発泡スチロールの板を切って
ピッタリのフタを作り覆(おお)ってしまいました。
小さな鉢植えは土の周りに段ボールを
巻き付けて猫が土に触れないようにしました。
詳しいやり方は
「猫から観葉植物を守る」を
ご覧くださいね。
🐈注意
発泡スチロールのフタの内部に
まれにカビが出ることがあります。
水をあげ過ぎないようにすることと
時々外して日に当てるようにしましょう。
🌸春になったら
3月になったら、外に出す準備。
晴れた日は外に出しもちろん
発泡スチロールのフタも取ります。
ただ、寒の戻りや、霜の心配もありますので
天気予報を見ながらタイミングを計ります。
ゴールデンウイークの前後ならば
もう心配なく夜も外で大丈夫でしょう。
🍂まとめ
- 10月の最低気温15度で室内へ
- キレイにしてからしまう
- 11~12月の小春日和は外へ出す
- 1月2月はリビングで管理
- 枝を針金で結束し樹形を整える
- いたずらするペットにご用心
- 3月になったら外に出す準備
亜熱帯地方で育ったベンジャミンにとって
寒い冬は本当に大変な季節です。
春から夏にかけて太陽をいっぱい浴びて
元気を貯えておくことで
やっと乗り越えられるのだと思います。
あと、背の高い観葉植物は
強い風で倒れてしまうことがあります。
我が家では重量ブロックや
背の低い重い鉢植えで囲んでいます。
手間ひまを掛けることで
真夏にキラキラの葉っぱで答えてくれます。
春はすぐそこです。
がんばりましょうね。