固まる砂を使って、素敵なお庭にしませんか
一戸建てにお住まいの皆さーん、
庭に雑草が生えて石ころが散乱して
きれいにしたいな~って思いませんか?
地面の上に敷いてお水を掛けると
24時間でコンクリートのように
固まってくれる砂を使って
なるべく安上がりに
ソコソコのお庭にしちゃおうという企画です。
固まる砂の基本の敷き方&アレンジ
これが、固まる砂です。
色は写真のオレンジ色のほか
ブラウンや、イエローなど
メーカーによりいろいろあります。
このブログでは
固まる砂初心者さんの
道具の用意・基本の敷き方
アレンジ2種の項目で説明しています。
☆もくじ☆
1、材 料
2、服装、道具
3、基本の敷き方
4、アレンジその1 レンガ編
5、アレンジその2 平板とブロック
6、雑草との闘いは続く
1、材 料
・固まる砂 10ℓ 2~3袋 売価550~700円
・水(ジョウロなどを使いましょう)
今回、80cmほどの円の中に敷くので
2袋で足りましたが 1平方メートル四方に
3cm厚さで 敷くのに 3袋 必要です。
15ℓ入りのものもあるので買うときに確認してね。
👔2、服装、道具
・汚れてもいい服 エプロン、帽子
・ぼろのスニーカー、もしくは長靴
・炊事用手袋(水を通さないもの)
・ゴーグル、花粉用メガネでも可
・マスク(必須)使い捨てがよい
・シャベル、鎌、板、じょうろ、箒(ほうき)
板ってなんに使うのか?
20cmくらいの大きさで厚さが1cm以上ほしいかな。
固まる砂は重いのでホウキだけではうまく敷けません。
板が大活躍!100均にあるやつでいいよ。
固まる砂は、粒子が細かいので
とにかく飛び散ります。そして水分で固まる。
素手で決して触ってはいけません!
ものすごく、手荒れしちゃいます。
固まる砂は手頃な価格で
水を掛ければ24時間で固まる便利な品ですが
固まってしまったらもう取れません。
砂が飛んでしまう風の強い日、
施工後ひび割れしやすい猛暑日、
翌朝氷点下になる真冬日、
雨が降り続く梅雨など
施工には向きません。気を付けましょう。
3、基本の敷き方
今回施工するのは
回りがコンクリートで中は地面
直径80cmの円形の場所です。
以前松の木が植わっていて
枯れてからは雑草生えまくりの
お困りスポットです。
☆準備☆
🍂除草剤を1週間前に撒いておきます。
3-1 生えている草は根ごと全部刈り取ります。
石などいらない物は地面を掘って
見えないように埋めましょう。
3-2 地面を靴などで踏みしめて固めます。
長靴でもいいのですが表面を平らにしたほうが
仕上がりが断然キレイです。
靴を汚したくない人は板を置いて踏んでもOK
3-3 固まる砂を厚さ3cmくらいに入れたいので
足らないようならプランター用土など足して
調整してください。逆に多いときは取ります。
3-4 固まる砂を様子を見ながら入れます。
スコップで平らにしながら足していきます。
先ほどの板を左右に動かしながら
表面が同じ高さか確認します。
3-5 仕上げにホウキで表面をなでて
落ち葉や小石などないか確認したら
じょうろでそっと水を掛けます。
表面が湿って色が変わるくらいでOK
3-6 1時間くらい置いたら
入れた砂と同じ量の水を掛けます。
今回は回りがコンクリのせいか
水の吸い込みが悪く水たまりができてしまいました。
水たまりは表面が流れてキレイに仕上がらないので
水たまりがなくなったら水を足す感じで
一度にドボドボ入れないように注意しましょう。
3-7 24時間後の様子どころか
施工後、2年経ったものです。
明るいオレンジ色の砂も程よく色あせて
なじんでますね。
毎日クルマで踏んでいます。
基本の敷き方がわかったら、次は応用です。
4 アレンジその1 レンガ編
広い範囲を施工したい時やおしゃれに仕上げたい、
丈夫にしたい通路などの施工にも使えるテクです。
材料 ・レンガ 50~70個
・中粒、小粒の砂利 各10袋
・川砂 2袋
・目地ストーン 2袋
・固まる砂 4~6袋
材料は、施工場所や範囲でだいぶ違いが出ます。
今回は 6畳ほどの場所で施工した例をご覧ください。
4-1 施工場所の下準備は基本と同じです。
中粒の川砂利を全体に敷きます。
まず、全体に敷いてならしたらレンガを仮置きします。
畑など、地盤の柔らかい場所なら
路盤材も便利です。
4-2 レンガは好みで構いませんが
今回は 20×20 の正方形レンガ2色です。
初めは長方形のレンガにしましたが
まっすぐ敷くのが難しく変更しました。
棒を定規代わりにおいて敷きましょう。
4-3 レンガの高さ半分まで小粒の川砂利を入れ、
レンガを足で踏んで高さやぐらつきを確認。
微妙な高さの調整には川砂を使います。
4-4 今回は、ガーデンテーブルとイスを置くので
高さ調節はとっても大切。板を置いて高さを合わせます。
4-5 いよいよ、固まる砂を敷きます。
レンガの高さ1cm下まで敷きましょう。
レンガの上に固まる砂が残っていると
そのまま固まってしまい、汚くなるので
ホウキでレンガの上を掃きながら作業します。
4-6 目地ストーンを固まる砂の上に敷きます。
このままでは目地ストーンは上に乗っているだけで
歩くたびにばらけてしまい汚くなります。
割りばしなどで目地ストーンと混ぜて
レンガの間に埋め込んでいきます。
すべての目地にこの作業をしたのち
表面が潤う程度ジョウロで水を掛けます。
4-7 1時間ほど置いてから
ジョウロで敷いた固まる砂と同量の水を撒き、
24時間、歩かないように気を付けて固めます。
5 アレンジその2 ブロックや平板を使って
次のアレンジは花壇やプランター置き場の施工例です。
花壇用のブロックを置くだけでは強度がないですが
固まる砂を敷くことによりしっかり施工できます。
材料 ・花壇用のブロック 10個
・コンクリート平板 8枚
・固まる砂 4袋
・化粧砂利(小粒)2袋
🌸おしゃれな花壇用ブロック、置くだけでいいの?
花壇のまわりを固まる砂を使って
ブロック止めと雑草防止のダブルわざ
ついでに、プランター置き場も作ります!
5-1 雑草を抜いて、石ころやごみを取ります。
なるべく、平らに整地します。
5-2 花壇用のブロックを並べ、高さを合わせます。
5-3 固まる砂を3cm厚さになるように
板を使って敷き詰めます。
5-4 植木鉢を置きたい場所に
コンクリートの平板を置きます。
風を通すため、塀から20cm位離します。
長方形のプランター用には3枚続けて敷きます。
5-5 背の高い植木鉢の転倒防止用に
間に花壇ブロックを置きます。
手持ちの鉢に合わせて工夫してみてね。
5-6 レンガ同様、固まる砂が平板に残ると
汚くなるので、ホウキで掃いてから
基本の敷き方を参考に水を撒いてください。
平板の下にも水は行き渡るので安心してね。
5-7 出来上がりはこんな感じになります。
化粧砂利を敷いておしゃれにしました。
6 雑草との戦いは続く
便利な固まる砂を使った施工例いかがでしたか?
ここまで、やっても雑草は残念ながら生えます。
大きくなってから、無理に抜くと
固まる砂に亀裂が入ってくずれてしまいます。
小さいうちに抜くか除草剤で弱らせて抜くか
どちらにしても土よりもはるかに抜きやすいので
お手入れは格段に楽になります。
レンガがガタついてきたら、川砂を間に入れましょう。
すべて、敷いてしまわずに、川砂、砂利は
少し残して補修に使いましょう。
アレンジその1とその2を両方施工すると
下の写真みたいな庭になります。
素敵なガーデンでお茶しましょう。
と、いう感じで簡単にできた感を
出してますが、実は材料準備にめっちゃ時間かかった。
ひとりでがんばった奮闘日記を公開中!
くわしくは
私のレンガ日記、女ひとりで敷きました
を、ご覧くださいませ。