子供の机をPCデスクに改造!その1 広幅ラックの作り方
小学校入学時に購入した学習机ですが、
子供が成長して
ノートパソコンを使うようになると
なんとも、使い勝手が悪いですよね。
でも、買い替えるなんてとんでもない!
そこで、
子供の学習机をPCデスクに改造しちゃおう!
小学生がプログラミングの授業を
受ける時代がやってきましたね。
ふだんは、教科書とノートを広げて、
調べ物でノートパソコン開いて、
スマホやタブレットも
近くに置いて、充電もできて、
みたいな机いいですよね。
机の上は限りがありますので、
スペースの有効利用が必須ですね。
ママのDIYで、
どこまでできるか心配ですが、
やってみましょう。
作業の手順としては、以下のように進めます。
その1 机の上に、PCラックを作る
その2 ノートパソコンの台を作り、ラックに収納する
その3 PCラックの上に、スマホ充電台付きの棚を乗せる
3つ完成するとこうなりますよ!
✂パソコンを収納できる広幅のラックの作り方✂
では、材料です。
- ファルカタ集成材
910×300×13mm 1枚
400×150×13mm 2枚
必ず、板の厚さは13mm以上にして下さい。
📚ファルカタ集成材とは📚
桐に似ていて、軽くやわらかく、
狂いの少ない扱いやすい木材です。
ただし、本棚などの重いものを
置く棚などに使うのは控えましょう。 - 丸くぎ 太さ2.5~3mm 長さ19mm
- マスキングテープ 1cm幅 1本
- 紙やすり 120番、240番、320番 今回使いますよ~。
- 水性ニス 130ml 色は今回けやきです。
100均でもOK! - 万能はけ 大き目タイプ
- 2リットルペットボトルの下5cmカットしたもの 2個
- ぼろ布、古いTシャツなど、下に敷く段ボール、ブルーシートなど
(タオルを切ったものは、板に糸くずが付くことがあります。)
左から、金づち、キリ、のこぎり、C型クランプ
木工用ボンド、19mm丸くぎ、フックは今回不使用
紙やすり(スポンジタイプ)、定規
左から、ビニール手袋、ぞうきん
ペットボトルの下(今回は2リットル用使用)
水性ニス、刷毛3種類(大を使用する)
紙やすり(スポンジタイプ)
💰かかった経費:ファルカタ集成材910×300 ¥1100
400×150 ¥250×2点
水性ニス(ダイソー)¥100×2個
合計 1700円(税抜き)
下準備をきちんとする!
- まず、学習机のサイズを測ります。
横100cm×たて65cm机のたて幅が65cmよりも小さい場合、
広幅ラックの幅を20~25cmにします。 - ノートパソコンを開いた時、
ラックに当たってしまうといけませんので、
ここは、きちんとサイズを測りましょう。ノートパソコンのサイズ
横38cm×たて25cm 高さ2.8cm - パソコン台を、その2で作りますが、
パソコン台の高さ5cm+PCの高さ2.8cm
さらに余白でラックの高さ15cmにしました。 - 電気スタンドはどのようなものが付いてますか?
うちは、机にねじで留めるタイプなので、
これを設置するスペースも考えます。電気スタンドのねじ部分8~9cmなので、
ラックの横幅100-9 で91cmで製作します。
展開図は、こんな感じ。
出来上がりは、
横幅91cm縦幅30cm 高さ15cmです。
作り方
⏰作業時間:1時間~1時間半
(ニス乾燥時間除く)
1 ファルカタ集成材の 400×150mmの板2枚を
30cmと 10cm にカットします。
120番 紙やすりで滑らかにします。
※不慣れな方は のこぎりの使い方を、参考にしてね。
2 大きな91cmの板の左右5cmを測り、
ペンで印をつけます。
平行になるように、線はばっちり入れましょう。
板で見えなくなりますので、大丈夫。
30cmの板にボンドをつけ、
線の内側に立てて乾いたら、
表に返してキリで穴あけ後、
丸くぎで打ちます。4~5か所でOK.
ここで困った事が起こりました!
板のある5cmの場所が表からでは、よくわかりません。
そこでマスキングテープの出番です。
板のある端から向こうの端までテープで貼れば、
板の厚みが13mmなので
テープから6mm内側が板の中心となります。
横から見て板の場所を見ながら打つより
確実に作業できますよ。
3 次に10cmの板を 2の展開図を参考に
30cmの板とエル字になるように取り付けます。
板と接する2面にボンドをつけ
乾いたらキリで下穴をあけ、丸くぎで留めます。
くぎの打ちづらい部分があると思います。
写真を参考に工夫してみましょう。
今回、机などに立て掛けて
本や辞書で高さを調節してくぎを打ちました。
くぎは、やはり上から打つ方が、
しっかり打てます。
大変ですが、この板がラックの補強になるので
がんばって取り付けましょう。
写真は塗装後のラックですが
後ろと裏から見た出来上がりの様子です。
4 塗装する前に準備です。
スポンジタイプの紙やすり240番を
ざっと掛けた後、320番で仕上げを掛けます。
ぼろ布で、木くずを落としておきましょう。
5 段ボール箱などを
切り開いて下敷きにしましょう。
水性ニスを塗って、
屋外で1~2時間ほど乾かします。
大物なので、天気が良ければ屋外にて
塗装してもよいでしょう。
外の場合、日光で早く乾きすぎて
ムラになりことがありますので
注意してください。
塗装に慣れていない方は、
「リモコン立ての作り方」を参考にしてくださいね。
(我が家は猫がいるので、大きなものは、屋外塗装です。)
6 乾いたら、机の上にセットしましょう。
パソコンをお持ちでないお子様でも、
多目的に使える便利なラックです。
学校の休み期間に、親子で挑戦してもいいですね。
☆作業のまとめ☆
- 400×150mmの板2枚を300と100にカット
- 910×300の土台板に両端5cmの印付け
- 土台板に300の足場板を取り付け
- 足場板とエル字になるように補強板を取り付け
- 補強板は本などで工夫して取り付ける
- 水性ニスを大きい刷毛で塗る
- 1時間以上乾燥させる
その2では、ノートパソコンの台をつくりまーす。
写真は、その2で作製するパソコン台を
ラックに収納した状態です。
手前では、A4サイズの本も広げられます。
多目的に使えますよ。