プランターカバーをDIY!フェンスを付けて便利でお洒落に!
夏の日差しを和らげてくれる
グリーンカーテン!いいですねぇ。
やってみたいけど
ベランダにネットや紐を掛けると
台風や布団干しの時困りますよね。
プラスチックの支柱を立てるだけじゃ
ちょっと味気ないし、
やっぱり木で出来ているガーデニンググッズに
ココロがときめきます。
プランターの周りに木製カバーを付けて
そこにおしゃれなフェンスがついていたら・・
そこに緑色のツル性植物が絡んでいたら・・
さっそくネットで探したら
同じような市販品は6千円もしていて
高価なのでビックリ!
そこで100均の材料で作ってみたところ
1000円ちょっとで、できちゃいました!
屋外用のペンキ代1000円他を
足しても総額2300円ですよ~~
わかりやすい写真付きの解説と
カット済みの木材と組み合わせるので
初心者の方でも簡単におしゃれな
ガーデニンググッズができちゃいます!
ネットを使わずグリーンカーテン!
フェンス付きプランターカバーを作ろう
こちらが完成図です。
ツル性植物を入れた状態です。
フェンスが木製でお洒落なので
苗が育っていなくてもかっこいいですね!
材料は 屋外用ステイン以外は
ダイソーでほぼ全品揃います。
✂材 料✂
- 木製ラティス 40×20cm 4個
- 工作用板材 B-4 400×120×9mm 3枚
- 角棒 S-8 910×15×15 2本
- 工作用直方体
90×30×15 4本
60×30×15 4本 - 丸くぎ 長さ3.0cm 8本
丸くぎ 長さ2.5cm 16本
丸くぎ 長さ1.9cm 適宜 - 水性屋外用ステイン 300cc
- 刷毛 小・中、絵の具の筆
📚ラティスフェンスとは?
ラティスという会社が作ったフェンスで
薄い木の板を斜め格子に組んで
周りを木の枠で囲ったフェンスのこと
ブロック塀の代わりに使われるようになり
ナチュラルでモダンな庭作りに必須アイテム
💰かかった経費:合計2300円(税抜き)
木製ラティス4個、角棒2本、板材3枚
直方体2袋、刷毛2種 ダイソー計1300円
水性屋外用ステイン0.7リットル 1000円
🍂出来上がりサイズ
たて 94cm よこ 40cm 奥行 24cm
※ボックスには30cmプランターが入ります。
⏰作業時間:製作は 1時間
塗装は 30分~45分
(乾燥時間は除く)
☆注意☆
丸くぎですが、軒下ではなく
雨の当たる場所で使用する場合は
ステンレス製の釘にして下さい。
ステンレス製の釘は
量販店の方が種類が豊富ですよ。
プランターを入れるボックス部分と
植物を絡ませるラティス部分に分けて
説明しますね。
✂作り方✂
ボックス部分 展開図
使用する道具
左から金づち、キリ、のこぎり、C型クランプ
ボンド、丸くぎ、紙やすり(スポンジタイプ)
木ねじとドライバーセットは今回不使用
- 足場板(青色部分)の準備をします。
- 9cmの直方体に3cmの印付けをします。
写真を参考にして 同じになるように
4本まとめて印を付けましょう。
- 9cmの直方体と6cmの直方体を
ボンドでつなげ15cmの足場板にします。
- 写真を参考に4本作ります。
よく乾かします。 - 4を乾かしている間にプランターボックスの
四角の箱部分を作ります。 - B-4板材の真ん中20cmに
印をつけ、のこぎりでカットします。
切り口には やすりを掛けましょう。
この板を 板材Bとします。
のこぎりの使い方や選び方は
「のこぎりの使い方」に
詳しく載っていますので参考にしてね。 - 板材Aの準備です。
- 板の両端から4cmに印をつけます。
展開図の点線の部分です。内側で見えなくなるので
ペンでしっかり印付けします。
写真では1cmと3cmの2つの印が
見えますが4cmひとつで十分です。
- 4cmの印の内側に
足場板をボンドで付けますが
先ほど付けた3cmの印と
板材Aの端が合うように取り付けます。
- この足場板の長さがばらばらだと
プランターボックスが
不安定になるので注意しましょう。 - ボンドが乾いたら
足場板1本に対し、19mm丸くぎ4本を
板材Aのほうから打ちます。 - 次に板材Aと、板材Bを
長方形になるようにボンドで留めます。
足の出ている方を上にすると作業しやすいですよ。
- ボンド乾燥後、1辺当たり3か所ほど
丸くぎ19mmで打ちます。
これでプランターボックスは完成です。
次にラティス部分を作ります。
100均の各店舗によりますが
園芸コーナーにありますよ。
ラティス部分 展開図
注意:展開図、写真ではラティス3個で製作していますが、
下に重さがないと前後に揺れが出ますので
ラティス4個で下ギリギリまで覆う方が丈夫です。
- ラティス4個はボンドで付けて
大きなラティスにします。
裏と表を間違えないようにね。
- 角棒にラティス4個を
展開図を参考に取り付けます。
- ラティス1個に対し丸くぎ2.5cm4本で
4隅をしっかりと留めます。
- プランターボックスの
後ろ側に角棒を取り付けます。 - この時すでに角に釘が打ってありますね。
同じ場所に釘を打たないように
ペンで釘の場所を印付けします。
- 角棒をボックスの端にボンドで
取り付けます。先ほどの印をよけて
丸くぎ30~35mmを4か所打ちましょう。
- 高さが違って作業しにくい場合
写真のようにいすなどを使い工夫してみてね。
- 出来上がりです!
🍁塗装して使いましょう!
外で使うためには
屋外用ステインを塗る必要があります。
ステインは1番小さいサイズでOK!
扱いやすい水性のステインにしましょう。
写真の0.7リットル入りは1000円前後です。
作業時間は、乾燥時間を除き
30分~45分ほどですよ。
塗装の道具はこちら!
左からぼろ布、ビニール手袋、ステイン
ペットボトルの下5cmカットしたもの
はけ小・中、紙やすり(スポンジタイプ)
他にステインを混ぜる割りばし、絵の具の筆
床をペンキ汚れから守るには
段ボール箱を切り開いたものや
ブルーシートなどを敷きましょう。
新聞紙は風で舞い上がり
破けて張り付くのでNGです。
☆塗装作業の手順☆
- ペットボトルを切ったものに水を入れる
- 刷毛は塗る場所でサイズを変えたほうがいい
- 別の刷毛を使っている間水に浸けておかないと固まる
- 割りばしでステインの中を混ぜる
- 刷毛の半分位にステインを含ませ塗る
- 木目に沿って塗ると仕上がりがキレイ
- 1度塗ったあと、乾かして2度塗りする
- 表面を滑らかにしたいとき
仕上げの紙やすり(320番)をするとよい
ステインが落ちたり垂れたりトラブルがつきもの!
ぼろ布やぞうきんを多めに用意しましょう。
ラティスの枠の中を塗る時に
絵の具の平筆が細かな場所での作業に
便利です。使ってみてね。
ラティスにはあらかじめ塗装がされていますが
プランターボックスと色目を合わせた方が
グッとおしゃれです。
写真付きでより詳しい塗り方を見たい方は
「屋外用ステインの塗り方」に
わかりやすく、塗装の仕方が載っています。
参考にしてくださいね。
☆作業まとめ☆
1 プランターボックス部分を作る
・足場用の直方体2個をボンドで接着し1本の足場板にする
・B-4板材を半分にカット(板材Bとする)
・B-4板材に足場板を取り付ける(板材Aとする)
・板材AとBを四角に組んで箱にする
2 ラティス部分を作る
・ラティス4個をボンドで接着
・角棒に2.5cmの釘で留める
3 ラティス部分をボックスに取り付ける
4 屋外用ステインを塗り、乾かす
5 植物を植えたプランターをセットする
🍂あとがき
下の写真には
2個プランターボックスが写ってますが
すのこでも同じように作れます。
試作品はすのこだったのです。
和風のお宅ならすのこの方が合うかも・・
100均でプランターを物色していたら
なんと ラティスフェンスがあったので
一目ぼれして こちらに決めました。
おかげさまでとってもかっこよく出来ました!
100均って進化し続けてますよね。
このプランターボックスならば
植物が育っていなくても様になるし、
きゅうりネットのように柱に固定する手間も
ないので、移動も自由です。
プランターボックスは本来
木でできた箱に土を直接入れて使用します。
けれど、何年か経つと
土を入れた部分が腐ってしまうのです。
そうした事態を避けるため足を付けて
水はけをよくし枠だけにして中に
別の鉢を入れる形にしました。
水やりの時に木の枠部分に
水を掛けないようにしてもらえれば
3~4年は余裕で持つと思います。
それから、後ろが高くて不安定なので
使用する場所によりますが
強風や台風などで壊れないように
両側にレンガを置いて横揺れ対策をしましょう。
さらにプランターカバーの板を
松や杉などに変えて板の厚さも1.5cm以上にすると
重くしっかりとした作りになります。
風の強い地域の方は検討してみても
いいかもしれませんね。
このボックスに植物を植えて
アレンジした記事も公開中です。
「テラスライムの育て方、素敵なツル性植物の世界」を
参考になさってくださいね。
ツルの誘引の仕方や差し芽の仕方など
盛り沢山の内容になっております。