100均の材料でハイドロカルチャー!多忙なアナタでも簡単お手入れ!

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ハイドロカルチャーってご存知ですか?
土も植木鉢も使わず、
テーブルや棚の上で植物が育つんです。

しかも、水やりは真夏でも週に1,2度でOK!
おしゃれなガラスびんでステキに飾りましょう。

ハイドロカルチャーの材料と作り方

人工の軽石・ハイドロボールは、
中に無数の穴が空いており、
そこに多くの水を蓄(たくわ)えます。

冬ならば、月1~2回の水やりでいいので、
一人暮らしで出張の多い会社員の方や
年末年始は里帰りするUターン派のご家族でも
ガーデニングできちゃいますよ~。

ドラセナとプミラ

ドラセナレインボーとプミラの寄せ植え

写真はドラセナレインボーですが、
割と日光が好きなので
曇りの日に外に出します。

猫じゃらしに見えるらしく
猫が寄ってきて困っています。

🍃まずは、材料です。
(直径20cmのガラスのケース1個分)

 ・ハイドロボール  中粒   500g
           小粒   700g
 ・ゼオライト    50g(底に5mm位敷く)
 ・ガラスの花瓶、アクリルのケースなど透明の入れ物
 ・シリコンクッションゴム   4個
 ・植物 (今回はドラセナ・アイビー)
 ・ハイドロボールをならすための割りばし
 ・ひも、リボンなど好みの物

💰かかった経費:合計600円
 ハイドロボール小・中、ゼオライト(ダイソー)
 ドラセナ、アイビー(自宅のもの)
 リボン、ガラスケース(リサイクル品)
 クッションゴム 300円

🍃さあ、作ってみましょう!

⏰作業時間は下準備含め2時間位

下準備
 ハイドロボールと水ををバケツに入れ、
 細かい粉を洗い落としておきましょう。

 中粒と小粒を混ぜないようにしましょう。
 生ごみ用のネットに入れて
 水気を切っておきましょう。

ハイドロボール、ゼオライト

ゼオライト
ハイドロボール2種類

1 ドラセナとアイビーはポット苗を使う場合、
 洗面器に水を貼りポット苗ごと漬け、
 土を落とし根だけにしておきましょう。

 たわしなどでガシガシこすると、根が傷みます。

 大きなホームセンターの園芸コーナーや、
 園芸専門店などで、ハイドロカルチャー専用苗が
 水に浸かった状態で販売されています。
 少し割高ですが、すぐ使えて便利です。

2 次に、ガラスケースをよく洗い、
 乾かしておきます。
 乾いたら、底になる部分に、
 透明のシリコンクッションゴムを貼ります。

 植え付けてしまうと、
 もう底を返すことができないので
 初めにやっておきましょう。

シリコンゴム

びんの底に貼ると
滑らなくなり傷も付かない。

3 根腐れ防止剤のゼオライトを5mm位敷きます。
 底が見えなくなればよいでしょう。

ゼオライト

ゼオライトを5mm位の
厚さに敷きます。

4 洗ったハイドロボールの中粒を5cm位入れます。

5 ドラセナをいれます。
 土が付いていないか確かめましょう。

 土がついていたらほかの微生物や
 虫の卵などが混入する恐れがあります。

 

ハイドロカルチャー

ハイドロボール中粒を
5cmいれたあと
ドラセナを植え付ける。

6 ハイドロボール小粒を入れます。

 これも5cmくらいですが、
 小粒は中粒の隙間にはいって、
 安定する役目もあるので中粒より多めに入れます。

 ドラセナが安定するまで投入しましょう。
 途中、割りばしで表面をならしましょう。

7 アイビーをドラセナの周りで、
 ガラスケースの中に納まるように
 割りばしで植えます。

 長くツルの伸びているものは、
 ガラスケースの上に出して、
 動きを付けても面白いですよ。

アイビー、寄せ植え

硝子が光って見にくいですが、アイビーが寄せ植えに
なっています。

8 ハイドロボールが濡れているときは、
 底から2cm位の高さまで水を入れます。

 ハイドロボールが乾いているときは、
 底から4~5cmの高さまで水を入れます。

 ハイドロボールは乾いていてもだんだんと、
 下の水分を吸収して表面も潤います。

ハイドロボール、吸水

乾いているハイドロボールが、だんだん水を
吸っていきます。

9 水分量としては、全体の
 五分の一の量が適切で
 それ以上にならないようにします。

 今回のガラスケースは
 10cmハイドロボールが入ったので
 水は2cm位が適量となります。

10 ガラスケースがジャムのびんなどの時、
  口の切り込みが見苦しいことがあります。

  好みのひもやリボンで口を結んで、
  おしゃれにしてみましょう。

  完成です!

ドラセナ、アイビー

ドラセナ、アイビーの
寄せ植え完成

🍃管理の仕方

設置場所

 🌞春~夏
  
 生育期になりますが、直射日光は
 葉が焼けることがありますので
 レースのカーテン越しの光で十分です。
 半日陰が適しています。

 ガラス瓶の中が高温で蒸れることが
 ありますので直射日光を避けましょう。

 ⛅秋~冬
  
 1時間くらい日に当てましょう。
 ただし、窓辺は夜温度が急降下します。
 夜は室内のチェストの上などに移動させましょう。

 冬は株が休眠状態になります。
 室内の暖房で乾燥するので
 ときどき葉水を当てましょう。
 葉水とは、霧吹きで葉に水分を与えることです。

水やりと肥料

 🌞春~夏  
 作り方の 9 を参考に水は
 ハイドロボールの五分の一にとどめましょう。
 週に一度で十分ですが、
 植えてある植物により変動します。

 水が無くなりやすいときは、株が
 育ち過ぎていますので、植え替えましょう。

 肥料は、液体肥料を普通の花苗にあたえる量の
 さらに倍に薄めたものを水やり代わりに、
 月に1~2度施す程度で十分です。

 ⛅秋~冬  
 休眠期に入ります。目安として、
 ガラスケースの中の水が全くなくなり、
 さらに2~3日してから、
 五分の一を水やりする程度にします。

 肥料はこの時期、施しません。

🍃ハイドロカルチャーに適した植物

今回はドラセナにしましたが、
他の観葉植物でも同じように作ることができます。

水を好み、半日陰の環境でも大丈夫、
といった植物が適しているでしょう。

ポトス・プミラ・アイビー(ヘデラ)・
オリズルラン・テーブルヤシなどいいかと思います。

ハイドロボールの底の水分を確認するために
ガラスのケースが適していますので
大型の観葉植物は避けたほうが無難でしょう。

植物の根がガラスケースのふちに
回り始めたら、植え替えしましょう。

アイビー(ヘデラ)暑さにも寒さにも強いツル性植物

アイビー(ヘデラ)暑さにも寒さにも強いツル性植物

🍃あとがき

挿し芽、挿し木のハナシ
 
切り花を買ったときに、
お花を引き立てるグリーンとして、
観葉植物が入っていますよね。

花瓶でお世話していて、
根が出てきたことありませんか?
今回のドラセナはまさに、それです。

寒くなる前に
植えてあげようと思っていました。

ハワイでこの木を家の前に置くと
幸福が訪れるとの言い伝えがあることから
「幸福の木」とも呼ばれています。

じつは、寄せ植えのアイビーも
庭の花壇から拝借しました。
差し芽、差し木は観葉植物は梅雨が最適です。

ハイドロボールに直接挿し芽するときは
水を全体の半分以上入れて
時々霧吹きで葉っぱに水分を吸わせ
上層のハイドロボールを
潤わしておくと根が出やすいですよ。

植物の強さと適応力のすごさに
感動!ですね。

おまけ情報!
今回、根腐れ防止剤として
グレーのゼオライトを使用しましたが
最近カラフルな色使いの
カラーゼオライトが出揃いました。

まるでスイーツのムースやパフェのように
デザートカップでガーデニングできます。

まるでスイーツ!カラフルなガーデニングはいかが?

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詳しくは
カラーゼオライトの使い方」を
ご覧くださいね。

        

 

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