DIYの基本を学ぶ!リモコン立ての作り方とニスの塗り方
前回DIYの基本で箱を作りましたが
その応用として
リモコン立てに仕立てます。
リモコンを入れるには
底に板がが必要ですね。リモコンは
テレビやビデオレコーダーに使うので、
リビングの家具と色合いを合わせたいですね。
箱を使った応用編!
底板の付け方とニスの塗り方を学ぶ
底板を付ければ、
物が入れられるようになります。
塗装すれば、湿気に強くなり、
おしゃれなインテリアとして活躍間違いなし!
前回作った箱をリモコン立てや鉢カバーに
グレードアップさせましょう。
木を切るのが怖い!底板って、どう作るの?
初心者さんの心配は、木の切断ですよね。
箱はPDF材のカット済みを
くっつけただけですが、
底板のサイズは
板の厚みを加えたものになりますので、
実際は 10cm×11.2cm
になります。
木工をするうえで、
木の厚みというのは大変重要です。
普段から木材の厚みを
測る習慣をつけましょう。
慣れた方ならベニヤ板を
カットして作りますが、
初心者には、ミリ単位のカットは
難しいですね。
今回は厚紙で簡単に作ってみましょう。
☆底板の作り方☆彡
✂材料✂
- 前回作成済の箱(PDF材10cm×10cm)
- 厚紙(10cm×11.2cm) 2枚 (工作用紙でもよい)
- 布(できれば、木綿の織物)(12cm×13cm) 2枚
✂作り方✂
1 工作用などの厚紙を 10cm×11.2cm
の大きさにカットします。
箱を置いてぐるりと線を引いても
いいですよ。同サイズ2枚作ります。
2 布を 12cm×13cm の大きさに
カットします。2枚作ります。
ここでいう布は、Tシャツなどのニットではありません。
織物の木綿の生地で、中厚のものがベストです。
100均でも手に入りますが
もう着ない綿のブラウスなどを
捨てずに再利用するのもいいですね。
3 裏側に置いた布の上に厚紙をおき、
厚紙の1cm位の幅にぐるりとボンドをつけます。
4 布の下部分を折ったあと、
上部分の布を折り返します。
布がピンと張るようにきっちり折りましょう。
次に左右を折り返します。
角が重なるので、ハサミで角を
カットすると,すっきり仕上がります。
5 布を貼った厚紙の裏側にぐるりと
ボンドをつけ、2枚をピタリと合わせます。
隙間がないように角にもボンドを付けましょう。
6 よく、乾かしましょう。
反り返るといけないので、日陰で乾燥させます。
☆箱を塗装しましょう☆彡
底板を乾かしている間に、箱の塗装をしましょう。
今回は、リモコン立てにするので、
テレビ台に近い色のニスを塗ります。
ナチュラルなリビングの方は、
MDF材の色を生かして、
透明ニス仕上げもおすすめです。
ニスには、水性と油性のものがあります。
初心者さんには、水性がオススメです。
木部工作用、室内用と
書いてあるものを選びましょう。
水性は、はけを水で洗えますので、
扱いやすいですよ。
ニオイも控えめでお部屋での作業も安心です。
✂材料✂
- 水性ニス (木部工作用)100ml入り1本
- はけ (工作用刷毛 30mm)水性・油性兼用
- 500mlペットボトルの下部分カットしたもの 2個
- ぼろ布(不要のくつした、下着、Tシャツの切れ端等)
- 古段ボール、ビニール手袋
- 紙やすり(240番)
右側にあるのは
スポンジタイプの紙やすり3種です。
シートタイプを使うときは
不要の木の板に巻き付けて使用します。
✂作り方✂
1 不要な段ボール箱を切って、開きます。
ビニール手袋をはめます。
紙やすり240番で箱をやすり掛けします。
ぼろ布で、木くずを払いましょう。
2 ペットボトルの下部分を5cm位
カットしたものの1個に水を入れます。
もう1個は、ニス入れです。
よく、振ってから1.5cmくらい入れましょう。
3 はけを、指でさばいて、
抜け毛を取り除いてから、ニスを付けます。
つけすぎないようにしましょう。
4 中側を先に塗ります。
角の狭いところから塗りましょう。
MDF材は、木目がないので、
好きに塗っていいのですが、
できれば同じ方向にはけを動かすと、
ムラなく、きれいにできます。
5 次に板の厚みの部分を塗ります。
上下とも塗ります。
6 一度、中と上下を乾かします。
この時、水の中にはけをいれ、軽く洗います。
はけを洗わないと、乾いて固まってしまい
後で使えなくなるので要注意です。
7 はけの水気をぼろ布で取り、
また、箱の中と上下を塗ります。(2度塗り)
乾いたら、外側を塗ります。
同じように2度塗りします。
すでに乾いている厚みの部分を
下にして乾かします。
8 天候にもよりますが、
40分~60分ほど乾かしましょう。
はけはよく洗い、乾かしましょう。
残ったニスは容器に戻さず、古新聞や、
ぼろ布をペットボトルの下部分に
押し込みニスを吸わせます。
プラスチックを
燃えるゴミで出せる自治体では、
そのまま処分できます。
☆いよいよ、仕上げです。☆彡
✂材料✂
- 塗装済み箱
- 2枚接着済厚紙(底板)
- シリコンクッション(直径8mm ホームセンターなどにあります)
1 箱の下部分にボンドをつけ、
底板を貼り付けます。
2 底板が乾いたら、裏に滑り止めの
シリコンゴムを4隅に貼りましょう。
3 出来上がりです。おつかれさまでした!
とっても、簡単でしたね。
応用として、中に仕切り板を入れて、
使い勝手をよくした例もあります。
塗装をしてしまうと、
くぎが打ちづらくなります。
仕切り板を入れる時は、
ニスを塗る前に作業しましょう。
基本の箱の作り方を参考に、
ボンドで止めた後、横からくぎ打ちします。
斜めにならないように、
気を付けて作業しましょう。
⏰作業時間:30~60分(乾燥時間は除く)
💰かかった費用:厚紙 ニス はけ (ダイソー)
シリコンゴム ¥250(量販店)
合計 550円(税抜き)
布、ぼろきれ、ペットボトルの下部分などは不用品再利用