猫から室内の観葉植物を守るには?解決策をぱしっと提案!
かわいい猫を飼っている皆様、
イタズラ好きの猫たちにお部屋の
観葉植物が狙われていませんか?
猫に悪気はないのです。
こっちが防衛するしかないです。
猫もガーデニングも大好きなあなたの
悩みをぱしっと解決します。
猫の観葉植物へのイタズラ!
なんとかならないの?
いくつかのパターンに分けて、
解決策を見つけましょう!
🍃その1 大型の観葉植物を飾っているアナタ
ベンジャミン、ゴムの木など
亜熱帯地域で育つ観葉植物は
手入れ次第で2mを超えて育ちますよね。
当然植木鉢も大型になります。
すると、飼い猫たちの本能を呼び覚ますことに・・・
我が家では、土を掘り返す、
土におしっこをしちゃうなどの
困ったことが続出しました。
とはいえ、観葉植物は最低気温15度を切ったら
室内に取り込まないと枯れちゃいますよ~。
以前、ウッドチップを敷いてみましたが、
見事にまき散らしてくれました。とほほ・・
湿度の好きな植物ならば、
土部分に苔を敷き詰める方法もありますが、
手に入らない方も多いですよね。
そこで、土をさわれないようにしたのです。
その方法は!
植木鉢に巨大なフタを付けちゃうのです。
✂では、材料です。✂
・発泡スチロールの板、または箱容器のふた部分
(蟹などのお取り寄せの箱など)
植木鉢の直径と同じ大きさにカットする。組み合わせてもよい。
・アクリル絵の具 1本(植木鉢の色と合わせるとgood!)
・肉などの入っていたトレー(絵の具をのばすときに使用)
・絵筆(大きいもの)
🐈作り方🐈
1 発泡スチロールを植木鉢の大きさにカットし、
適当に4分割します。
観葉植物の幹より一回り大きく中央をカットします。
2 植木鉢の土部分にかぶせ、大きさをチェックします。
ぴったりでよいです。
3 アクリル絵の具を発泡スチロールに塗ります。
側面にも塗ると見栄えがよいです。
裏は塗らなくてよいでしょう。
4 丸一日、しっかりと乾かします。
アクリル絵の具は乾くと、水をはじきます。
5 植木鉢に乾いた4をぴったりにはめます。
隙間があると逆に猫がそこに爪をたてて、
ほじくり返す恐れがあるので、キツキツにします。
6 水やりは、スチロールの板を外し、
白く乾いていたらあげましょう。
猫のいないときに外しましょう。
板があるので、乾きはゆっくりです。
慣れたら、中央の穴から水やりしてもよいでしょう。
7 春になり、暖かくなったら、外へ出し、
スチロールの板を外しましょう。
毎年使えます。幹が育つので、中央の穴は
大きめに開けましょう。
8 我が家では、この方法で冬場を乗り切っています。
観葉植物のお手入れの仕方は
「ベンジャミンのお世話の仕方」
を、ご覧ください。
🍁大型観葉植物を玄関に置いている方へ
秋になり、玄関に急に植木鉢を置くと
突如現れた!と猫は思う(らしい)
水受け皿や鉢におしっこすることがあります。
猫は柑橘系の匂いが苦手(香水はほぼ嫌い)なので
シトラス系の香水を受け皿に吹き付けておくと
近づきません。シトラスの芳香剤も効き目あり!
お試しください。
🍃その2 テラリウムを楽しむおしゃれなアナタ
最近人気のテラリウム、
テーブルやチェストの上に置いていませんか?
多肉植物とエアプランツの寄せ植えをしたのですが、
エアプランツって土に植えなくても、
時々霧吹きで保水すればいいんですよ。
お手軽で且つおしゃれだわ!と思ったら
猫たちは違ったんですよね。
多肉植物テラリウムの横や上に
エアプランツをふわっと置いておくと
猫目線だとまるっきり
蜘蛛か カトンボのように見えるらしく
くわえて奪い合う始末・・・
朝、ボロボロになっているのが、
発見されました。うううっ!
(干からびたエアプランツは
水に4~5時間漬けると復活します。)
ビー玉をオブジェで使いたかったけれど、
あきらめました。
猫はボール遊びが大好きですからね。
防衛策としては、蓋をしてしまうことですね。
苔テラリウムならば、
水分が中で循環するので
蓋を閉めっぱなしでも平気です。
においがしなければ、猫は寄り付きません。
蓋のないものは、透明の下敷きを乗せても代用可能です。
エアプランツは、単独で管理しましょう。
缶などにいれ、壁の高い所にハンギングしましょう。
猫から見ると缶の底がみえるだけなので
意外と被害がありません。
🍃その3 つる性植物を楽しむアナタ
ツル性植物って、猫じゃらしそのものですよね。
これに、猫が引き寄せられるのは、
もう、本能ですからね。
まず、ガラス花器の場合、底に滑り止めの
シリコンクッションゴム4個を貼りましょう。
これだけで、鉢をひっくり返すなどのトラブルが防げます。
あと、置く場所ですね。
風が当たるとゆらゆらしてしまいます。猫が来ますよ~。
窓辺や、風通しの良い場所は避け、
春夏は屋外にするか、
ガラス花器は内部が蒸れるので
日陰の軒下などに移しましょう。
猫のジャンプが届かないタンスの上は、
水やりが大変の上、もしもの時、危険です。
悪いのは猫じゃなくて、そんなところに置いたアナタですからね。
ポトスなどは、ハンギングバスケットで
仕立てると猫の餌食に!
大きめ植木鉢に
アサガオなどの支柱で行燈仕立てにし、
ツルがユラユラしないように止めまくりましょう。
春夏は半日陰の室外に出し大株に育てます。
鉢の土部分は、ベンジャミンのフタ方式で
乗り切りましょう。
🐈その4 窓辺で野菜を育てる健康志向のアナタ🐈
窓ですが、開けると猫は100%
空いている方の窓に行きます。
つまり、鉢をおくなら、開けない方の窓ですね。
写真の多肉植物たちは、1度も
いたずらされていません。
多肉植物は葉に水分があり、重いため
あまり揺れないのでそのためもありますが、
猫が前足を掛けられないように、
うちわやびんなど
窓枠の前は高さのちぐはくな物を
ランダムに置いています。
また、窓枠を伝ってこれないように
鉢の横には霧吹きと缶を置いてあります。
縦長の霧吹きで視線を遮り、
もし鉢の方に来たとしたら、
缶が落ちる仕組みになっていて
缶の中はペットボトルの
キャップが入っていて落ちると
大きな音がなるようにしてあります。
多肉植物の鉢は全て滑り止めつきで、
レタスやブロッコリースプラウトのケースは
シートタイプの滑り止めの上に乗せています。
窓枠のぎりぎりに鉢を置いています。
1cmあれば、猫はそこを歩きますので
スペースを作らないことです。
小さな鉢をきちきちに並べるこの方法
意外と効果があるようです。
理由としては、猫って目が悪いので
小さい鉢が並んでいるのを大きな塊のように
認識しているためだと言われています。
🍃まとめ🐈
- 大きめの鉢植えには、発泡スチロールのフタが有効
- ガラステラリウムには、透明のフタが有効
- ツル植物は、支柱で立ててツルを留める
- 窓辺のミニ野菜は小さな鉢を並べて、缶トラップで防御
- 安全のため滑り止めを活用する
かわいい猫、イタズラ猫・・
困ることもあるけれど、毎年、田植えの時期に
不法侵入してくるムカデをやっつけてくれたり
「ご」から始まる4文字の昆虫が
我が家にあんまりいないのも
彼らのおかげと、感謝しております。