カラーBOXで猫の隠れ家を作る!その3立って爪とぎしたいにゃん!
その1では、カラーボックスを使って
猫の隠れ家を作りました。
その2では、隠れ家の中に
つめとぎを敷きこみました。
その3では、リクエストの多かった、
立って、つめとぎできる板が付きます。
立ってつめとぎができる猫の隠れ家完成!
しかも、取り替えが簡単にできますよ。
初めてご覧の方は
その1 カラーBOXで猫の隠れ家
その2 猫の隠れ家につめとぎを敷く
を、先にご覧ください。
完成図は、こんな感じです。
リビングのテレビ台などと
色調を合わせて、シックモダンな
つめとぎ&隠れ家になりました。
🐈おおまかな手順
- カラーボックスの裏に
補強用の板2枚をくぎで留めます。 - その板の上にワイヤーネットを
置いて金具4個で留めまーす。 - 段ボール製つめとぎをワイヤーネットに
結束バンドで固定しまーす。 - つめとぎを挟むように板で上下左右囲んで、
出来上がりでーす。
☆ご注意☆
普段、このブログでは
初心者さん用に解説しておりますが、
今回は中級者さん向けになっております。
かわいい猫たちのために
頑丈な作りとなっております。
ご了承下さいませ。
🐈では、材料です。🐈
💰材料費はトータル2000円ほどです。
・ワイヤーネット サイズ30cm×90cm
色はなんでもよいです。
・金具 金折(中) 2本
木ねじ 8本(太さ2.1)
一文字(中) 2本
木ねじ 8本(太さ2.1)
金具は、ねじとセットのものですが
バラ売りでもいいです。
お近くの専門店で、
ねじ・ボルト売り場にて、お探しください。
注意:金具を止めるのに、プラスドライバー0番が
必要になります。
・補強用板材 幅9cm×長さ40cm 板厚9mm 2枚
ダイソー B-3
・丸くぎ 太さ#18 長さ19mm
・猫のつめとぎ 段ボールタイプ
サイズ 11cm×45.5cm
3個入りのうち2個使用
・つめとぎに添付されているマタタビ粉 1袋
・木工用ボンド 速乾タイプ
・結束バンド 15cm 10本 こげ茶
・ヒノキの角棒 幅3cm×長さ91cm 板厚9mm 2本
・ラワン材 幅6cm×長さ40cm 板厚18mm 2本
ラワンがなければ、杉・松でもOK 厚さ1.8cmのもの
・皿木ねじ 太さ#3.5×25mm 6本
2番プラスドライバー使用
・吸着カーペット 30cm×30cm 1枚
色はカラーボックスに合わせる
・滑り止めゴム 4個
🐈では、作り方です。🐈
⏰作業時間:2時間(ニス塗装時間除く)
補強板の取り付けの展開図はこちらです。
1 猫のツメとぎ2個をボンドで留めます。
大きな板状になります。(22×45.5cm)
猫の来ない日陰で30分以上
しっかり乾かしましょう。
完成写真を参考にしてね。
2 カラーボックスの裏面の上下の板の端から
6.5cmを測り、4か所に印をつけます。
3 補強板を印から内側にボンドで留め、
乾燥後,丸くぎを2本ずつ打ち付けます。
板はカラーボックスの上6cm
飛び出る形になりますが、大丈夫。
4 ワイヤーネットを3の補強板の上におき、
底になる部分に金折というL字型の金具を
ネットの上から留めます。
補強板の中央でさらにワイヤーを
またぐ形で設置して下さい。
5 今回ワイヤーをまたいで留めるので
写真を参考に、中の穴を先に留めて、
安定させてから、他の穴を留めます。
使う工具はキリとプラスドライバーの0番です。
よく使うサイズよりも
ふたつ小さいものになります。
大きなもので締めてしまうと
ねじ穴がつぶれてしまいます。
カラーボックスの塗装面に
ねじを入れるのは
硬くて大変なので、キリで大きく穴を
開けてからねじを締めるようにします。
6 一文字という、細長い金具を
写真を参考にワイヤーの上から
留めます。
7 ワイヤーネットを付けたら、
カラーボックスを立てます。
8 1 で作ったつめとぎを、
補強板の上に置きます。
結束バンドを段ボールの穴に通し締めます。
結束バンドは、内側に
ギザギザがくるように留めましょう。
いきなり、締めずに4隅を緩めにとめて、
バランスをみましょう。
10カ所ほど留めます。
あまり端にバンドを通すと、
段ボールが切れるので、1cm内側にします。
結束させたら、余分なバンドは
ハサミでカットします。
9 ヒノキの91cmの角棒を
ワイヤーネットとカラーボックスの間に
差し込みます。
つめとぎとの間を
1cm~0.5cm位開けます。
つめとぎ交換用のスペースを
確保するためです。
10 幅6cmのラワン材2枚を
長さ30cmにカットし、
切り口に紙やすりを掛けます。
つめとぎの下の6cmの隙間に
この30cmの板を
ぴったりにはめ込みます。
ボンドを塗り、乾いたら
木ねじ4本でしっかり留めます。
11 もう一つの30cmのラワン材は、
つめとぎの上に設置します。
30cmの板でつめとぎを
挟む形になります。
ぐっと押さえながらボンドをつけ、
乾いたら木ねじ2本で留めます。
12 好みで、木材をニスで
塗装してもいいですが、
猫が嫌がる時はやめましょう。
ヒノキは、独特の芳香を放つ木材で、
塗装しない方が防虫の効果が高いので
そのままでもよいでしょう。
吸着カーペットを
カラーボックスの上面に置き、
余分をハサミでカットします。
裏のビニールをはがし、乗せます。
つめとぎに添付のマタタビ粉をかけます。
🐈つめとぎ交換方法
- 表面がすり減ったら交換時期
- ハサミで結束バンドを切る
- 裏返しにする
- 結束バンドで留める
🐈あとがき
壁で、つめとぎする子にいいかと思います。
この、隠れ家のいいところは、
段ボールのつめとぎがすり減ったあと
結束バンドを切って、
裏返しにすぐできることですね。
そして、もちろん
新しいものと交換が可能で、しかもスゴク簡単にできます。
つめとぎはいろんなメーカーが出していて、
サイズもまちまちですが
ワイヤーネットに止めるこの方法ならば
どんなサイズでも対応可能ですね。
その1からその3まで、読破していただき、
本当にありがとうございました。
全部製作するには、
かなりの時間と労力が
かかるものと思われますが、
猫たちの喜ぶ顔を思い描いて、
チャレンジしていただけたらと思います。
注意:カラーボックスの底に金具がきますので、
床のキズ防止からも、底の滑り止めは必須です。
ゴム製は、もちろん
厚手のものを貼りましょう。
💰かかった費用:ワイヤーネット ¥300 ヒノキの棒 ¥150×2
ラワン材¥250 金折、一文字 ¥200×2
つめとぎ3個セット¥400 補強板¥100×2、
滑り止めマット¥100、結束バンド¥100
合計 2,050円(税抜き)