秋冬の寄せ植えの作り方!初心者さんおススメの苗選び!
難しいイメージのある寄せ植え。
初心者でもできるのかしら?
どんな苗を合わせたらいいのでしょうか?
しかも、一から全部揃えたら、お金もかかりそう・・・
でも、いまや100均で、土からぜーんぶ揃うんですよ。
今回の寄せ植えは鉢、土、花苗合わせて
1500円かかっていません。
いい時代になりました。
美しいお花に囲まれてステキに暮らしましょう!
100均の材料でガーデニングデビュー!
初心者さんでも安心!
10月に作った寄せ植えの翌春の満開までと
株の終末後の仕立て直しまで、
写真付きで説明します。
🌸では、材料です。🌸
ガーデニングの基本は、よい土作りから!
🌸土の配合
※直径20~25cmボウルに寄せ植えする場合の分量です。
A・プランター用培養土 2~3リットル
B・腐葉土 ひとつかみほど
C・肥料(緩効性肥料) 小さじ1杯
・鉢底土 カップ2杯
A・B・Cを深めの洗面器などに入れ、混ぜておきます。
ガーデニングは土作りが大切です。
土をふるったり、混ぜるための専用の器を
常備しましょう。(古い洗面器でOKです)
ここでいう肥料ですが、油かすなどは根が傷むので、
緩効性肥料(かんこうせいひりょう)にしてください。
肥料のパッケージを確認して、
元肥用(もとひよう)と
記載されているものを選びましょう。
1 広口ボウルに、鉢底土を入れます。
水抜きの穴が隠れるくらい入れましょう。
今回はプラスチック製のボウルにしました。
2 肥料・腐葉土を混ぜた培養土を6分目ほど入れます。
花苗・コニファーを植え付けましょう!
好みのお花を植えていいのですが、
3つのポイントがあります。
一つは、主役の秋冬用の花たちです。
二つは花を引き立てるグリーンです。
そして、三つは、イベントを盛り上げるオブジェです。
🌸花苗について
まず、花苗ですが、秋冬花壇の主役は、
やはりパンジー、ビオラですね。
寒さにも強く、値段もお手頃です。
しかし、ビオラは花数が多く
咲き終わった花がらを摘むのが大変です。
美しい花を長く咲かせるために
花がら摘みはとても大切です。
手入れに慣れていない初心者さんには
パンジーの方がが向いています。
しかし、大輪の花は真冬に花が1~2輪ほどになって
淋しい印象になってしまいます。
そこで、華やかさと手入れのラクさの
いいとこどりの中輪パンジーにしました。
花苗の後ろのタグに
中輪、大輪などの説明があるので、
確認してから購入しましょう。
大き目のボウルならば、
中輪2株、大輪2株ずつ植えても
華やかですね。
色は、見に行くと、迷って
何色も買い込んでしまうのですが、
テーマカラーを決めましょう。
紫系と決めたら、大輪は濃い紫、
中輪は薄紫にして、他の色は
入れないことで統一感が生まれます。
🍃グリーンについて
次にグリーンですが、寄せ植えを
立体的に見せるコニファーは欠かせません。
針葉樹は寒さにも強いです。
今回植え付けるボウルは浅いので、
高さは20~25cm位の
あまり大きくないものにしましょう。
花苗をダークな紫系にした場合、
明るい黄緑のゴールドクレストが合いますね。
また、明るい黄色系の時は
深緑のスカイロケットという
コニファーを合わせ、メリハリを付けましょう。
そして、グリーンといえば、アイビーや、
ツルニチニチソウなどのツル性植物も大切です。
ツルが垂れ下がっておしゃれな寄せ植えになること
間違いなしですね。シルバーの葉が
美しいシロタエギクも冬らしくていいですね。
⛄オブジェについて
オブジェですが、100均で
安くてよいものが手に入ります。
秋冬はイベントが目白押しですね。
ハロウィーンならば、カボチャのお化け、
クリスマスならば、サンタクロース、
お正月には和風のピックなどプラスすれば、
玄関先のステキなアクセントになることでしょう。
♬さあ、植え付けていきましょう!♪
今回は、ゴールドクレスト
耐寒性ラベンダー
ツルニチニチソウ
パンジー(大輪1株・中輪1株)です。
1 はじめに、ボウルに苗を置いて、
レイアウトを考えましょう。
背の高いゴールドクレストを中央にするか、
後ろにするか決めましょう。
2 大輪のパンジーを中央に配置し、
左手に中輪パンジー、右手奥にラベンダー
ツルニチニチソウは手前に少し傾けて植えると
垂れ下がって雰囲気が出ます。
3 レイアウトが決まったら
ポットから苗を出し、植え付けます。
ゴールドクレストはそのままでいいのですが、
パンジーは少し根をくずして植えます。
4 残りの培養土を、寄せ植え用の土入れで
隙間を埋めるように入れましょう。
割りばしなどで、苗の根元に土を入れるとよいです。
意外と根元に土がかかっていないものです。
手前にオブジェを飾ります。
今回のオブジェは、雪だるまと素焼きのおうちです。
5 おわったら、水が鉢穴から落ちてくるまで、
たっぷりにあげましょう。
🌸水やりの方法
プラスチックの鉢は乾燥が遅いです。
冬期は3~4日に一度でいいですが、
土を触って乾いているかどうか確かめましょう。
水のやりすぎは禁物です。午前中にあげましょう。
パンジーの花びらに
直接水がかからないように、気をつけてね。
肥料を土に混ぜましたが、
緩効性肥料は、効果が遅いので、
液体の肥料を翌週あげましょう。
冬期は月に2度ほどでいいですよ。
🌸冬でも花を咲かせ続けるには?
10月中旬から11月中旬を目安に植え付けましょう。
霜が降りる前に、パンジーの株を大きくしておくと、
冬でも、途切れず花が、咲き続くことでしょう。
半日以上日の当たる場所を選びます。
花がら摘みを忘れずにね。
🍃今回使用した道具
シャベル 土入れ 割りばし ビニール手袋 洗面器
⏰作業時間: 1時間~1時間半くらい
💰かかった費用: 合計1472円(税抜き)
パンジー¥128 2株 培養土14ℓ ¥198
ゴールドクレスト ¥250 耐寒性ラベンダー ¥168
ツルニチニチソウ 自宅庭植えの再利用
鉢底土、腐葉土、肥料、25cmボウル
雪だるま、素焼きのおうち (すべて100均)
🌸寄せ植えのその後の様子と管理方法🌸
3月になり暖かい日が続いて
パンジーがこんなに大きくなりました。
オブジェを雪だるまから、ウサギに変更し、
ピックを刺して春バージョンに変身ですね。
次の写真は、4月下旬の様子です。
パンジーの最盛期です。
2株がここまで大きくなり、
花がら摘みに追われる日々です。
5月頃、葉が黄色くなり、
花が小さくなったら、見頃は終わります。
他の株があるので、枯れたパンジーの茎を
ハサミでカットして根は後で取ります。
元気な他の株の根を傷めずに済む方法です。
ゴールドクレストとラベンダーは、
次回の寄せ植えに再利用できますね。
夏の日差しは、この苗たちに少しきついので
半日陰で管理し、暑さに弱いキンギョソウや
オステオスペルマムの避暑地にしてもいいですね。
秋冬の寄せ植えの仕立て直しの方法を
「夏の寄せ植え」の中で
ドミノ移植として解説しています。
せっかく作った寄せ植えです。
四季を通じて楽しみたいですね。