水やりの極意とは?お花をダメにしないために!
お花が枯れる原因のひとつは、
お水のあげ過ぎだって!ご存知でしたか?
ガーデニング初心者の皆さん、こんにちは。
今回は、水やりの失敗で、お花をダメにしないための
ライフスタイル別の極意をまとめてみました。
プランター、植木鉢で
植物を育てている方必見!
正しい水やりの仕方を知っていますか?
庭植えの場合は、雨が降ったり、
地下水を根が吸い上げたりするので、
あまり深刻ではありませんが、
狭い鉢の中では
植物はこの中で生きるしかないのです。
この小宇宙と言うべき
鉢の中を天国にするか、地獄にするかは、
アナタ次第ということです。
ケース その1
📚昼間時間のある晴耕雨読タイプ
理想的な環境と思われますが、
ヒマなあまり水をあげ過ぎて
株が腐ってしまうことがあります。
秋から冬にかけて
植物の生育が緩やかになるので
特に、気を付けましょう。
時間がありますので、
おしゃれなテラコッタ鉢や、
ハンギングバスケットなど
様々なスタイルに挑戦できますね。
🌸季節別の水やりの基本パターン🌸
🌸春(3~4月中旬)
午前中1~2日に1回あげましょう。
🍃春(4月下旬~6月梅雨前)
午前中1回毎日、28度超える時は夕方も
🌂梅雨(6月~7月中旬)
軒下の雨の当たらない場所の鉢には
土の表面を触って乾いているようなら
水やりしましょう。カビ、病気に注意。
🌞夏(梅雨明け~10月中旬)
朝1回、夕方1回毎日あげていいです。
昼12時~2時は避けましょう。
🍁秋(10月中旬~11月下旬)
午前中1回あげましょう。
寒くなってきたら鉢の表面を触り、
湿っていたら水やりしないように。
⛄冬(12月~2月)
午前中3~4日に1回あげましょう。
注意として、春と秋の水やりは難しいです。
寒暖の差が激しいからです。
天気予報で温度を確認し、
28度以上の晴れて日差しのある日は、
真夏以外でも、水が鉢の穴から
出てくるまでたっぷりあげましょう。
表面が乾いているようなら夕方も
水やりしていいでしょう。
ペチュニア、サフィニアは
花びらが雨に弱いので
株をそっと持ち上げて、
鉢の土に直接水やりしましょう。
ケース その2
🚙昼間パートで留守がち
働くママタイプ
まず、植木鉢は、
プラスチックを中心にしましょう。
プラスチック鉢は味気ないという方は、
素焼き鉢に釉薬を塗って
焼き上げた化粧鉢が
おしゃれでいい感じです。
表面加工されているので
横からの蒸発が少ないですよ。
鉢内部の通気性などは、
素焼きやテラコッタが優れていますが、
その分乾燥が早いので、
夏場の水枯れが心配です。
夏は仕事前に水やりをし、帰宅後
夕方遅くなってからでもいいので
あげるようにしましょう。
ほかの季節は その1 の方と同じで大丈夫です。
ケース その3
💼出張バリバリビジネスマンタイプ
そもそもこういう人がガーデニングするのか、
というのが疑問ではありますが、
室内の観葉植物ならば何とかなるかも・・
もはや鉢の種類はなんでもよいです。
オススメは多肉植物です。
高さ5cmほどの多肉植物を
金魚鉢みたいなガラスケースにいれて、
流木や貝殻などのオブジェとともに飾る
「テラリウム」は大人気です。
多肉植物に水やりするときは、
肉厚の葉っぱにかからないように
水やりしましょう。
あと、「ハイドロカルチャー」という、
土を使わない植物の栽培方法もあります。
下の写真はドラセナ(幸福の木)ですが、
忙しくしかも室内で植物を育てたい人におすすめは
アイビーです。丈夫で安く、しかもお洒落!
「テラリウム」も「ハイドロカルチャー」も
夏場でも水やりが週1~2でよく、
冬ならば、月1~2でよいので、
海外出張も、行けちゃいますよ~!(^^)!
興味のある方は、
ハイドロカルチャーの巻と、
多肉植物のプレゼントの巻を
お読みくださいませ。
くわしく、管理の仕方が載っております。
🌸まとめ
あなたは、どのタイプでしたか?
3つのケースを見ていきましたが、
いずれの場合でも、真夏以外は
あげ過ぎの方に気を付けましょう。
土の表面を触り、湿っていれば、
あげないでください。
プラスチックの鉢の場合、
土表面が乾いているようでも
内部が湿っていることがありますので
注意が必要です。
また、植え付け時に、プラスチック鉢の底に
鉢底土という軽石を入れましょう。
通気と水はけが良くなります。
また、培養土も赤玉土や、腐葉土、
バーミキュライトなどを足し、
水はけのよい土で育てるように
工夫してみるとよいでしょう。
受け皿に水が溜まったら、捨てましょう。
根腐れの原因になります。
おまけ
液体肥料も大切です。
濃縮タイプの液体肥料には
チッソ・リンサン・カリが
バランスよく配合されています。
水やりの時に、じょうろいっぱいの水に対し
キャップ1~2杯を薄めて施しましょう。
(メーカーにより容量が異なるので、
取扱説明書を確認してね。)
冬は月に1~2回ほどでいいですが、
草花の生育期には毎週あげましょう。
曜日を決めておけば忘れませんね。
私は土曜日は庭の花に液肥を、
日曜日は室内のエアプランツなどに
水をあげると決めています。
お仕事のお休みに合わせてもいいですね。
お花が一鉢あるだけで、心が潤いますね。
そして、あなたは気づいていないだけで
そのお花は、それを眺める
見知らぬ人たちの心をも豊かにしているのです。
枯らさないように大切にしましょう。